What I see

なにを見て、どう思っているのか。

TOSHIKI KIDA

TOSHIKI KIDA
木田 俊樹

Let's meet somewhere in the world
kida-journal.hatenablog.com/


携帯を捨てよ、旅へ出よう

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もう2015年も終わろうとしていた、12月の末日に、友人と話していた。「結局人生は選択の連続で、いろんなことを自分で決めなければいけない」という話になった。確かにそうだ。目の前に、りんごとみかんがあって、どちらかひとつしか食べられないなら、どちらかは捨てないといけない。どちらかを選ばなければいけないときに、それが人生なら、りんごとみかんのように、甘さや酸っぱさや値段ではなく、より複雑だ。

 

だから、「常日頃から自分で選ぶ練習をしなあかんな」と話が終わろうとしていたが続けた。それについて思うことがあって、選ぶより大切なことがあると思っている。

 

もし、選択をするときに、断崖絶壁の崖の上で、または、ライオンを前にして、りんごかみかんを選択しなければいけないなら。要するに、強いプレッシャーやストレスがかかっているときに、正常な判断ができるだろうか。そう考えると、判断することよりも、正しい状態の自分を正しい場所に置くことの方が大切なのではないだろうか。

 

それじゃあ、正しい状態の自分とは何なのか、どういう状態なのかというと、井上ひさしの言う「自己本位」のことだと思う。「自分がよければいいというのではなく、自分が基本である」というもの。

 

昨年読んだ本のマイベストのひとつ、井上ひさしの作文教室には、「自分にしか書けないことを書くというのは、自分に集中するということです。身を縮めて自分を見つめ、自分を研究して自分がいちばん大事に思っていること、辛いと思っていること、嬉しいと思っていることを書く」とある。これが、自己本位。自分の判断基準を持つということ。

 

何から考えたらいいのかわからないなら、自分は何が好きで、何が嫌いかを頭の中で思い浮かべたらいい。頭の中にあるうちは、誰も傷つけない。

 

話は変わって、世界保健機関WHOでは、4つの健康を提唱している。

 

Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

 

  • phisical 肉体
  • mental 精神
  • spiritual 霊
  • social 社会

肉体的健康と精神的健康はなんとなくわかる。社会的健康は、人間関係といったところか。スピリチュアル?霊的健康とは、直感のことだろう。

 

振り返ってみると、自分が選択して、いい結果に結びついたときには、直感が働いていたと思う。正しい状態の自分を正しい場所に置くことというのは、直感が働く状態のことと言える。そういえば、故スティーブジョブズは、スタンフォード大学の卒業式でスピーチしていたな。鏡の前に立って自分に問いかける話。

 

じゃあ具体的に何をすればいいのか。

 

簡単だ。携帯の電源を捨て(携帯電話を家に置いて)、物理的に遠いところ(社会から離れ、しがらみからも離れ)にひとりで行き、自分のことを考え尽くす。1日だけでもいい。ちょっと行ってくるなんて言って携帯の電源を切るだけ。勝手にメンターと思っている人から、半信半疑ながらそう勧められた。ここ数年やっている。比較的調子はいい。根拠はない。May the force be with you!

 

さて、ちょっと遠くに行ってこよう。