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TOSHIKI KIDA

TOSHIKI KIDA
木田 俊樹

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伊勢の森トレイルランニングレースのボランティアのすすめ

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先週は、伊勢にいました。

 

友人からトレイルランニングの大会に誘われて、応募したところ間に合わず、でも一目どんな大会なのか体験してみたく、毎年12月に開催されている伊勢の森トレイルランニングレースに、ボランティアとして参加しました。

 

トレイルランニングは、舗装されていない登山道や林道など自然の中を必要最低限の持ち物で走るアウトドアスポーツです。僕は、フットサルのトレーニングで伊賀の東海自然歩道を走っています。起伏のある、未舗装の道(道かどうかさえわからない)を、走り抜ける。周りに誰もいない、相当疲れる、鹿と遭遇する、叫びながら走れる、体幹を鍛えられる、筋肉痛がすぐ来る、有酸素運動、歩いても誰にもばれないなどなど、トレーニングとして申し分ないです。

ボランティアは重要

ボランティアスタッフは、朝6時にサンアリーナに集合し、受付で班に分かれ、班ごとに集合しミーティングを行いました。班は、場所ごとに分けられ、バスや車で現場まで向かいます。募集のときにどういうことをしたいか、希望を記入できるので、それに基づいて分かれます。

 

僕の担当は、山道のわかりづらい分岐点で選手を誘導することでした。朝熊山の山頂までハイエースで行き、そこから山をしばらく歩きました。

 

・山道では、どこを走ればいいかわかりにくい場所があり、迷わないようにそこに人を配置する必要がある。

 

・コースによって、分岐点(標識)間に距離があるので、ランナーは、今走っている道が正しいのか、ちょっと不安になるようです。走りながら「よかった、ひさしぶりに人を見た」と何回か言われました。

 

・誘導員がコース全体を知っといたほうがいい。走りながら、コースの情報を得るには、その地点にいる人(誘導員)に聞くしかない。僕は、はじめての参加でコースのことを何も知りませんでした。この先どうなのと、数回聞かれましたが、誘導員がコース全体を知らないと、この先どういう行程があるのか伝えられない。適当に答えたくはないし、知らないとも言えないので、うやむやしてました。なのでコース全体を知っている人が重要だと思った。それか事前に必要な情報を知っていること。「今何キロ地点なのか」「この先、どれだけ登りが続くのか」

 

・一日中、山中の木の陰(山の北斜面)で、風が当たる中ひとりで誘導しななければいけない。服装は大事、とても大事。今回は晴天だったけれど、それでも、最後の方は震えが止まらなかった。

 

ボランティアの重要性もわかったし、現場の振り分けがめちゃくちゃ大事だと思った。

 

服装に気をかける

当日の僕のウェアは、パタゴニアのキャプリーン2、ベターセーター、ナノパフプルオーバー。仕事をする場所によるけど、天候と服装に気をかけるほうがいい。現場に着いて、日の当たらない場所で、ずっと立ちっぱなしで止まっていると、すごく寒い。全く動かないというのは、ものすごく寒い。分厚いジャケットを持っていくべきでした。この時期の朝熊山は寒い。靴は、トレランシューズに厚手の靴下一枚で、かじかんできた。マウンテンブーツにすべきだった。途中で、受付時にもらった足用カイロを貼った。 

どういう人が参加しているのか

同じ班のメンバーは、50代のおじさんと40代のおじさんと30代のおじさんでした。松阪市や伊勢市などコース近郊の方やよく山を走ったり歩いたりしているひとが多くボランティアとして参加されていた。地元の情報とか、いろいろ教えてくれました。「おはようございます」のイントネーションで松阪の人やとわかったのだけれど。

 

友人はスイーパーとして、ランナーの最後尾から、サポートしていました。地元出身でこの地域にはものすごく長けていてディープな場所やものごとを知っています。ものを見る目が鋭いです。

 

もちろん石川弘樹さんもいました。実物は、思っていたより体ががっしりしていて、大きく見えました。石川さんが着ていたほかほかのR1フーディが抽選会の景品でした。 

おもしろい人が集まる場所

山を走るとき、その山に慣れている人の力はどうしても必要不可欠です。山といってもたくさんあって、その山ごとに状況が変わるので、その山を知っている人、地元の人が協力しないと、うまく運営できなかったはずです。

 

それ以前に、その場所には、もともと、走れたり、山に登れたりする文化や道があり、物語があって、それをひとまとめにするひとと、なんとかしたいひとが現れて、大会運営をするようになったのではないのか。それが、石川弘樹さんであり、友人を含め伊勢の人たちだったんだと思う。伊勢というのは、いつの時代も、物語に事欠かないですね。

 

三重県のアウトドアショップや、スコルチャという組織が協賛しているし、大会を現地でサポート(班長だったり、スイーパーだったり)しているひとは友人の友人で、地元が好きで地元でなにかおもろいことをしたい、いや、しているひとたちだった。

 

おもしろい場所におもしろひとが集まるんじゃなくて、おもしろい人がいるところにおもしろい人が集まるんだな。

 

「伊勢が好きな人が、伊勢を好きになってもらおうと思って、伊勢で楽しいことを企画した」草大会が、伊勢の森トレイルランニングレースでした。草なんちゃらっていいな。

 

Mさんお疲れ様です。