What I see

なにを見て、どう思っているのか。

TOSHIKI KIDA

TOSHIKI KIDA
木田 俊樹

Let's meet somewhere in the world
kida-journal.hatenablog.com/


Books

10月に買った本

白川静『常用字解』 松岡正剛『連塾 方法日本I 神仏たちの秘密 日本の面影の源流を解く』 松岡正剛『連塾 方法日本II 侘び・数寄・余白 アートにひそむ負の想像力』 松岡正剛『連塾 方法日本III フラジャイルな闘い』 松岡正剛『17歳のための世界と日本の見…

9月に買った本

岡倉天心『茶の本』より 岡倉天心『茶の本』 奥田透『焼く』 今和次郎『日本の民家』 植草甚一『コラージュ日記 東京1976』 服部文祥『アーバンサバイバル入門』 徳野雅仁『自然流家庭菜園のつくり方』 吉野裕子『陰陽五行と日本の習俗』 さて、9月 ふらっと…

8月に買った本

工作舎『月刊遊 誰かと日本の話がしてみたい 』 デイヴィッド・ミーアマン・スコット 『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ 』 司馬遼太郎『故郷忘じがたく候 』 鈴木大拙『禅 』 ソロー『市民の反抗 』 さて、8月 13日に、京都の下鴨神社の古本ま…

7月に買った本

買った本について書こうとおもう。書こうとおもうのだけど、読んでもいないから、なんでその本を買ったのかについて、書こうとおもう。買った本についてのぼくの個人的なメタ情報について。 秋岡芳夫『暮らしのためのデザイン』より ロバート・L・ウォルク『…

できる限り正しい歴史を個人個人でしっかり理解するとき

8月15日が過ぎました。この時期になると毎年考えることがあります。お察しの通り、歴史や戦争のことです。昨年は第二次世界大戦中のできごとについての本を読みました。今年は、そもそも日本とは何かについて考えています。5年前にフィリピンに留学をしてい…

「日本語の外へ」とプログラミングと広重の雨

片岡義男「日本語の外へ」を読み終えた。ぼくはこの本を読みながら、大学卒業前後からフィリピン留学のことを思い出した。 「自分というもののとらえかたから始まって、日常の極小的なものの考えかたから世界観という極大にいたるまで、人が頭のなかでおこな…

満塁逆転ホームランの翌日、ソンタグの様式

プロ野球では打率3割を超えればいい打者だといわれる。バッターは打席に立った時に相手ピッチャーの投げる球、一球一球をすべて打ち返そうとおもっているはずだ。その結果が、打率3割ならいいバッターとなる。ランナー満塁で一発でれば逆転の場面でも、それ…

本を読みはじめるまえに、読むべき本 松岡正剛「多読術」

理由を忘れたけど、2、3年前に本を読みはじめた。本をたくさん読んでいるひとをかっこいいとおもったからなのか、運命の一冊に出会ったからなのか、その両方か、はたまた、別の理由か、なにも覚えていない。部屋をそうじしていたら、本を読もうとおもいは…

日記を読むのが好きだ

横尾忠則の「千夜一夜日記」を読んで、日記をはじめようとおもった。おもえば、ひとの日記を読むのが好きだ。日記にはいろいろあるが、僕が好きなのは淡々と事実のできごとを記録した日記だ。ほぼ毎日更新されて、その日に起こったこと、読んだ本、聴いた音…

「人が本を入り口にして思考の渦を体感できれば幸いである」これはまさにそんな本。

坂口恭平氏の2004年の私的日記。文中には、「人が本を入り口にして思考の渦を体感できれば幸いである」とある。これはまさにそんな本だ。当時の彼の温かいままの思考がそのまま真空パックされている。これは彼の思考の記録なわけだが、これを読んだときに僕…

Books2016

(ショーペン・ハウエル「読書について」より) 昨年は自分史で一番本を読んだ一年だったと言っていた。それを今年は上回ったようだ。なぜそうなのか考えた。 いくつか思い当たる節がある。ひとつは、amazonのレコメンドシステムの精度向上だと思う。「この…

いい写真を撮るときの、考え方について学ぶための一冊

写真の見方が変わった。職業写真家の撮る写真は、僕たちが日常で手軽に撮っているスナップとは別のものだった。写真の中には、その時代の匂いやオーラを感じるものがある。そんな写真はどんなものなのだろうか。土門拳の「写真随筆」は、新たな写真の見方の…

頭じゃなく腸で考える。知らないことばかりの発酵のこと。

今年も冬がやって来る。ってことは、発酵食品がおいしい季節ですね。醤油に、日本酒に、味噌に、漬物に。発酵、発酵と言っていているけど、発酵のことを何も知らないな。味噌は知っているけど、スーパーで買うものでしょ。と思っていたら、ちょっと前は、ど…

近況 16_09_05

怪我から復活しました。しばらく自宅療養していました。最近読んだ本より。 IN/SECTS(インセクツ) 「特集 いいお店のつくり方」 今まで行った店の中で、ずっと通い続けている店から、僕が学んだことがいくつかある。そのうちのひとつが、客を選ぶこと。い…

正しい食事のはじめかた

うまくいかないことや、何かを変えたいと思ったとき、何をすべきか。答えは、正しい食事を取ることだと思う。なぜなら、今からすぐ、はじめられる。なおかつ、1、2週間で効果が得られるから。そんなバカなと思うかもしれないけれど。 いままで正しい食事に…

半藤一利「昭和史」 歴史から学ぶ

8月のこの時期ということを、意識したわけではないけれど、半藤一利「昭和史」「昭和史 戦後篇」を読んだ。約70年前に起こったことは、誰もが知っているだろう。その詳細について僕よりも知っているひとはたくさんいるはずだ。なぜなら、僕は、高校で歴史の…

世界の変え方 自分の強い意志は背中を押してくれる

世界中の物語が、同じこと(隠喩、メタファーとして)について語っていたら、それって、おもしろいと思いませんか?そんなの当然でしょと思うかもしれない。それが、インターネットのない時代に、部族や宗教、大陸や言語、年代や文化を超えて、世界中で、語…

むしゃくしゃするなら、「村に火をつけ、白痴になれ」を読んで、伊藤野枝の生き様を見よ。

ゴールデンウイーク明け、雨の休みに、栗原康「村に火をつけ、白痴になれ」を読んだ。伊藤野枝の人生を追ったノンフィクション。なんか、違う。伊藤野枝の生き様を見よと言ったほうがいい。 雑誌スペクテイター「クリエイティブ文章術」にはこうある。「ノン…

宮本常一「民俗学の旅」 おもしろいことをやってやろうじゃないかと思っている人に有効

携帯電話が壊れて、出先で本を読む時間が増えた。去年好きになった宮本常一さんの「民俗学の旅」を読み返し、これから、なにかおもしろいことをやってやろうじゃないかと思っている人に、有効だと思った。 宮本常一のバイオグラフィー、自叙伝である。宮本さ…

小山田咲子「えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる」 あの瞬間の味をしめたら、引き返せやしないだろう

小山田咲子の「えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる」を読み終えたのは、昨年の5月のことだった。読みかけの本を、一気に読んだ。季節はずれの台風が来たので覚えている。彼女の数年の生活の記録が書いてある。ブログを書籍化したものだが、一味違う。読…

文章がうまくなる秘訣

文章がうまくなりたい。それなら、文章がうまくなる秘訣が書いてある本を読めば、うまくなるんじゃないか、と思って、あれこれ読みました。結果から言うと、近道はなかった。あれこれ読んだ本自体は、うまい言葉ではなく、自分が経験したことを、誰でもわか…

文脈のある本棚

1月のはじめに、欲しい本があったので、恵文社一乗寺店に行きました。よく行く本屋さんなので、どこに何があるのかだいたい目星がついています。 「SPECTATOR」の最新号を探しに、本屋側の入り口から薄暗い明かりの中を、小説コーナーとミヒャエル・エンデ特…

読後の楽しみ

読後の楽しみにしていることがあります。松岡正剛さんの千夜千冊というサイトを覗くことです。千夜千冊は、松岡正剛さんの書評がまとめられたサイトです。同じ著者の本は2冊以上取り上げない、同じジャンルは続けない、最新の書物も取り上げる、などのルール…

ベストブックス2015

2015年は、自分史でもっとも本を読んだ年だった。本を読んで気づいたことの中で、いちばん好きなことは、本は繋がっていること。その話は、また今度にしようと思う。 それでは、昨年読んだ本のベスト3を。 第1位 井上ひさし「井上ひさしと141人の仲間たち…

今年読んだ本2015

なぜか毎年この時期って、一年を振り返ってみたくなりますね。 そんなわけで、今年読んだ本を、だいたい読んだ順にリストアップして、そのときどんなことを考えていたのかを書き出していったら、今年何を考えていたか振り返れるし、おもしろいんじゃないのか…